山 |
深町宏のHEART OF MINE ( タウン情報誌People 2006年1月号掲載/2005年12月10日発売 ) |
そこに行くために、いろいろと準備しないといけないものや、 捨てないといけないもの、変えないといけないものがあると思います。 低い目標でしたら、達成は容易でしょう。 近くにある丘を、何の準備もなく普段着で歩くようなことです。 でも目標が高ければ高いほど、条件は厳しくなります。 遠くにあるとてつもなく高い山を登るには、それ相当の準備と経験、 心構えが必要なはずです。 私たちにあてはめると 服装、語彙の豊富さ、経験、訴求力、仕事の処理の速さ、ユーモア、技術力、 何かに秀でた能力、考え方、経験、地域への貢献、全体への奉仕など いろんなものを含めた全人格的な評価だと思います。 でも各項目のチェックは誰もしてくれません。現実だけが教えてくれます。 でもそれも登ってみないとわからないです。だから今日も一歩登るんです。 |
レコーディングにて |
深町宏のHEART OF MINE ( タウン情報誌People 2006年9月号掲載/2006年8月10日発売 ) |
ニューヨークはマンハッタンに、しばしの間滞在しておりました。 まさに人種のるつぼ。7thアベニューの49番にいましたので、 ブロードウェイ・セントラルパーク・ロックフェラーセンター・5番街もすぐそこです。 今回は一人の時間も多くいただき、地下鉄・バスであちこちと散策しました。 いいなと思ったのは、エレベーターや地下鉄、レストランでも 「どうぞ・ありがとう・すみません」が頻繁に飛び交うことです。 様々な人種が集まるだけに、声をかけあうことが、必然的に 生まれたのかなと感じました。 セントラルパークで練習していると、新婚らしい白人のカップルが、 私をビデオに収めて行きます。 よく、写真で見るマンハッタンの一部に私も溶け込んでいるんだなと 、、、。そうかぁって感じでした。 |
お金 |
深町宏のHEART OF MINE ( タウン情報誌People 2006年10月号掲載/2006年9月10日発売 ) |
私達、納税者には、二種類の相手がいます。 一つは「お金をいただく人」と「お金をあげる人」です。 いただく相手に対し、感謝の気持ちより先に、条件を言って しまう事はないでしょうか。 お金をあげる人に、あげてやると思ったりしないでしょうか。 お金のやりとりがある時、少し思い出すようにしています。 自分はどんな風に言っているだろうか。相手はどうとらえただろう。 相手はどう言っているだろう。自分はどう受け止めただろう。 |
評論家?って |
深町宏のHEART OF MINE ( タウン情報誌People 2006年11月号掲載/2006年10月10日発売 ) |
評論家?って コンクールやオーディションと言った類のものは、 その道を習得した方たちの多くが審査をされます。 とても正しい。 スポーツ解説者も、もとはその世界で活躍していた方が 多い。ですので解説も的を得ているように感じます。 評論家と言われる方達の意見は頭をかしげたく なる場面があります。 ある作品が受け手に届くまでの間に、評論家に酷評される のは、非常によろしくないことです。 その道の経験者ではなく、愛好家の領域で本人の好き嫌いが 判断の基準という人が多い。と私は感じます。 クリエーターからユーザーに行くまでは、できるだけ 真っ白であった方がいい。その作品をどうとらえるかは 受け手が初めて感じるものだからです。 |
3つの時間 |
深町宏のHEART OF MINE ( タウン情報誌People 2006年12月号掲載/2006年11月10日発売 ) |
時間には3つの使い方があると思います。 1、過去を思う時間 楽しい過去を思い出す。人の親切を思う。 つらい過去を思い出す。悪口を思い出す。 2、現在に生きる時間 やる気なく生きる。楽しく生きる。 頑張って生きる。不平不満を言いながら生きる。 3、未来を思う時間 創造的なイメージをする。明るいビジョンを描く。 将来を悲観する。苦悩をイメージする。 一日のうち、人はいろんな考えをします。 3つの時間を生きて、そこに様々な思いをいだく。 どの時間を生きてもいいし、どう思ってもいい。 でもいやな時間はどこであっても自ら選ぶのは損ですよね。 自分で選べるのですからね。 |
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